食いしばりや噛み締め癖で悩んでいませんか?
それは肩甲舌骨筋という筋肉が
縮んでしまっているのが要因かもしれません。
今回は食いしばりや噛み締め癖に関わる
肩甲舌骨筋という筋肉についてと
それをストレッチで伸ばして改善する
方法について解説していきます。
肩甲舌骨筋とは
肩甲舌骨筋とは舌骨という
喉の骨からはじまるのですが
役割としては舌を支えて
いくつかの舌筋の起始部となり
口を開く運動に関与しています。
肩甲舌骨筋というくらいなので
肩甲骨と舌骨をつなぐ大事な筋肉です。
肩甲舌骨筋と巻き肩と美容の関係性
この肩甲舌骨筋が縮んで固くなると、
上の写真をみてもらうとわかると思いますが
肩甲骨を手前側に引っ張ることになるので
どんどんと肩が前に巻いてきてしまいます。
下顎を奥に引っ張る作用もあるのも
肩甲舌骨筋の特徴です。
肩甲舌骨筋が縮んで下の顎が奥に引っ張られると
後ろにある気道が狭くのなるので呼吸が浅くなります。
顎の位置が本来の位置より奥に引っ張られやすくなり
噛み合わせがズレて食いしばりや噛み締め癖の
要因になることがあります。
美容面でいうと喉や舌骨の付近が固くなると
血流やリンパの流れも滞るので顎まわりが
もったりとしてみえたり二重アゴや
お顔のむくみの要因にもなります。
肩甲舌骨筋の緩め方
これらの肩甲舌骨筋をきちんと伸縮させることで
巻き肩や舌、顎のまわりの緊張を緩めることができます。
その方法は
①鎖骨の下に両手の指をあてます
②斜め上を向く
③ウー(下あごを前に出す)
④アー(下あごを下に降ろす)と繰り返す
⑤ウーの時に鎖骨の手を皮膚と一緒に下に引っ張ります
ウーアーを繰り返すことで下あご
が前にでるような運動になるので
肩甲舌骨筋のアクティブストレッチになります。
肩甲舌骨筋の緩め方の詳しくは動画にて
解説していますのでぜひご覧ください。