自分の歯を指さす女性の画像

はじめに

私、日光鍼灸整体院の院長の髙橋は

歯の矯正治療を人生で2回経験しております。

1回目は20歳の時、

2回目は2020年頃からはじめて現在進行形です。

なぜ、数百万円もする歯列矯正を

人生で2回もやることになったのか。

自らの体験談を交えて大事な歯列矯正の

ポイントをお話していきたいと思います。

歯並びの良い画像

一回目の歯列矯正はなにが良くなかったのか

1回目の歯科矯正はなにがよくなかったのか。

単刀直入に審美矯正のようなことを

してしまったからです。

歯というのは前後、左右、高さが

きちんと噛み合うポジションになって

本来の設計図にあてはまり全体の

バランスが取れます。

1回目の矯正では、歯の前後、左右、高さ

すべて不揃いに矯正を終えてしまったのです。

当時の担当歯科医に言われたのは、

高橋さんは受け口なので、

顎の位置を奥に引っ込めるようにして

歯のバランスを取っておきますね。

当時の僕は、見た目の印象が良くなるのなら、

下あごが多少奥にいくくらいいいか…

程度の軽い気持ちでしたが、

それはそれは大いなる間違いの序章でした。

顎関節の合わせるべき大事なポイント

そしてもう少し根本的な話をします。

歯並びをよくするのはいいのですが、

その前に必ずやっておく行程があります。

それは顎関節の位置を本来のポジションにもどしてから

きちんと噛み合う位置に歯を戻していくということです。

逆にいうと顎の位置がズレた

状態で歯を並び替えてしまうと

本来の位置からズレた状態で

歯があわさってしまうのです。

自分の歯を指さす女性の画像

顎のズレは噛み合わせのズレ

20歳の当時の私の歯列矯正は

顎のズレた状態で歯を並び替えてしまいました。

したがってそもそもの顎関節という土台が

ズレた状態で歯を噛み合わせていったのです。

それが追々になって身体の不調として

出てくるなんて当時は思いもしませんでした。

そして矯正から10年くらい経って体の

不調として顕著に表れはじめたのですが

それが歯の影響を受けていることに

はじめは気づきませんでした。

また1回目の矯正の時は

左右の歯の本数も違いました。

八重歯があったのでそれを降ろすために

その舌の歯を一本抜いていたのです。

左右の歯の本数が違うことで時間の経過とともに

全体のバランスもどんどんと傾いていっていたのです。

歯並びの種類をまとめた画像

顎の位置と骨盤の位置の関係性

これは後になってわかったのですが、

顎の位置がズレると人間は骨盤で

バランスを取るという相関関係にある

ということがわかりました。

つまり顎の位置がズレると

骨盤の位置もズレてしまうのです。

例えば顎が左にズレると骨盤を

右にしてバランスを取ります。

顎が前にズレると骨盤を後ろにズラします。

バランスのとり方も個人差が

あるので一概には言えませんが

中には上手に脊椎のどこかで

バランスと取る人もいます。

そうして上半身だけでなく、

下半身のバランスもだんだんと崩れていきます。

それが私の10年間でおこった体の代替作用でした。

*代替作用とは歪みを他の部位でバランスを取ることです

骨盤と腰椎の写真

歯よりまずは顎の位置から整える

矯正の前にやるべきことは

歯を並び替えるより顎の位置を

本来の位置に戻していくことです。

本当にこれは大事なことなので繰り返し書きます。

顎の位置がズレたまま歯を並び替えてしまうと

そこから全体のバランスが崩れて

全身の歪みにつながります。

子供がいる親御さんは特に

気を付けて頂ければと思います。

顎の位置を本来の位置に合わせる方法は

また改めて書きたいと思います。

最後までお読みいただき

ありがとうございました。