舌の位置で歯並びが変わってしまうのですが

この真実を知っていましたか?

年齢を重ねるたびに舌の位置が

本来の位置からズレてしまうと

歯の位置はどんどんと

変わってきてしまうのです。

今回はそのあたりを堀りさげて

書いていきたいと思います。

動画で視聴したい方はこちらからご視聴ください↓

低舌位とはどんな位置?

舌の位置が本来の位置より

低い位置にあることを

専門用語では低舌位といいます。

ぽかーんと口が空いてしまう

子供は実は低舌位の可能性が大です。

ポカンと空いた口によだれがでている画像

舌の位置が本来より下に下がってしまうと

将来的にいろんな弊害につながってしまいます。

舌の位置は早期から対応して改善していくのが

健康面においてもとても大事なことと言えます。

舌の位置が下にあると歯はどうなっていくのか

舌が低い位置にあると、

舌で上下の前歯を押すことにより

歯の位置が次第に前に出てきてしまいます。

それが続くと出っ歯になってしまうことも!?

また、上顎の裏に舌が収まることにより

歯が内側に倒れてくるのを防ぐことができます。

逆に、低舌位だと歯が内側に倒れてくるので

進行すると歯が前後に出ていわゆる

乱杭歯(らんくいば)になる可能性があります。

低舌位で顎が小さいと、顎の大きさに対して

歯が収まり切らなくなるからです。

これは本棚に本がきちんと

収まりきっているかどうかを

イメージして頂くと

わかりやすいかと思います。

本棚が「顎」で本が「歯」です。

本棚に本がいっぱいだと収まりきらずに

前後にはみ出してしまうのですね。

理想的な歯列弓のU字型と横幅が狭くとがった歯列のV字型と直線的に並んだ歯列の方形の画像

低舌位と呼吸について

低舌位だと口呼吸になりやすくなるので

常に酸素不足に陥りやすくなります。

反対に上顎の裏にきちんと舌があたっていると

鼻呼吸しかできなくなります。

鼻呼吸ができていると脳に酸素が

いきやすくなるので集中力が持続したり

スポーツのパフォーマンスがあがったり

仕事の生産性もあがることでしょう。

舌の位置が上顎の裏にあたっているのは

呼吸、歯並びに関わる大事な基本のキと言えます。

舌の本来の位置はどこ?

姿勢がうまく保てない方って

子供より大人にけっこういますよね。

あれも大方、舌が下がってるか

顎の位置がおかしなポジションに

ある方が多いように思います。

舌から足の踵までは筋膜で繋がっています。

舌が下がると重力の影響を

カラダ全体がうけることになるので背中が

丸くなったりそれを無理に支えようとすると

反り腰になってしまったりします。

姿勢を良くしようと思うのなら、

舌は上顎の裏に奥側からきちんとつけるのが

大事なことです。

舌が下がっている写真と適正な舌の位置の画像

詳しくはアマソーラオーポの

「舌の後方を口蓋に付ける」動画に

わかりやすい説明があります。

そちらもよければご視聴くださいませ。