上下の歯が噛み合わさる模型の写真

呼吸にもいろいろなやり方がありますが

上下の歯の位置によって呼吸のしやすさが

変わることをご存知でしたでしょうか。

きちんと上下の歯の位置を呼吸のしやすい位置に

もっていくだけで呼吸の深さが全然かわってきます。

今回は歯の位置と呼吸についての関連性を

掘り下げていきたいと思います。

歯の模型

どの位置に上下の歯をもっていく?

上下の歯をきちんとした場所におくと

呼吸がとても楽になるポジションがあります。

上下の歯を具体的にどうやって

そのポジションに合わせればよいのか?

その方法をお伝えしたいと思います。

用意するものは割りばし

まず割りばしをご用意ください。

①はじめる前にスーハーと息を吸って吐いて頂きます

②準備して頂いた割り箸を上下の歯が

垂直の位置になるように挟みます

割りばしを上下の歯で挟む院長の写真

また鼻から息を吸って吐いてを繰り返します

割りばしを上下の歯で挟みながら鼻から呼吸を促す院長の写真

どうでしょう。

り箸を挟む前よりも

呼吸がしやすく、酸素が入ってきやすい

感覚がわかりましたでしょうか。

まだ、よくわからない?

そんな方には奥の手があります。

よくわからない方への奥の手は

②~③を行う際に上顎の裏に舌をくっつけながら

鼻から息を吐いて吸ってを繰り返してみてください。

上顎の裏に舌をくっつけながら呼吸をする院長の写真

どうでしょう?

さらに呼吸が深く入ってくるのがわかりましたでしょうか

いろいろな呼吸法よりも大事なこと

腹式呼吸、胸式呼吸、片鼻呼吸、シータリー呼吸、丹田呼吸など

呼吸法にはいろいろな呼吸法があります。

ただどんな呼吸法を取り入れるにしても本質的な大事なことがあります。

それは顎の位置と舌の位置を本来のポジションに持っていくことです。

特に顎の位置が本来の位置より奥側に入り込んでしまうと

そもそもの酸素の供給量が減ってしまいます。

理由はその後ろには気道があるからです。

とくに呼吸が苦手なんですという方ほど

下の顎が奥側に入り込んでしまうことがしばしばです。

緑の中で気持ちよさそうに呼吸をする女性の写真

この上下で割りばしを挟むやり方は

疑似的に歯の位置というよりは顎の位置を

本来のポジションに持っていくものです。

上下の顎の位置を本来の位置に持っていき舌を

上顎の裏のスポットにきちんとつけること。

これが呼吸をする上での大事なことになります。